エアコンを止めると危険! [仕事]
これからの蒸し暑い季節に・・・
乗って来たお客さんが汗だくだったりするんで・・・
タクシーの車内は冷房をガンガン掛けておかないといけません。
冷房で具合が悪くなる運転手も多い!
オイラは暑がりなので、結構強めにクーラーを入れている。
そんな中でも、たまに寒がりのお客さんを乗せると・・・
「クーラー弱くしてもらえますか?」 とか
「クーラー消して下さい」 と言われる事があります。
しかし、この二つの事は大きく意味合いが違う。
理由は、クーラーを消す方が危険度が高いのです。
これからの季節に、クーラーを止めてしまうと窓が曇り易いので
視界の確保が難しいのがひとつ。
もうひとつは、タクシーのハンドルは汗を吸わないような素材で出来ていて、
経験上クーラーを止めた直後は手の平に汗をかきやすく・・・
滑るので超危険なんです!!!
でも、お客さんが止めろと言う以上は消さないとトラブルの元です。
だから、「少し弱くしてください」ならば温度設定を上げれば良いので
湿度は低いまま保つ事が出来るので、手に汗はそれほどかかないから、
止めてしまうよりは安全です。
東京無線の場合はリーダー資格を持つ運転手は、夏でも上着着用です。
一般の乗務員はワイシャツでもOKなのですが・・・
(違反して上着着ないリーダーも多い)
オイラは汗っかきなので、上着着てるのにクーラー止めたら・・・
暑くて運転に集中も出来なくなるし・・・
ハンドル滑るし・・・
なので・・・
エアコン止めると危険ですよ~(笑)
タクシー運転手の給料事情! [仕事]
今までも何度かタクシー運転手の給料について記事を書きましたが・・・
今回は、昨日行われた労働組合の大会で配られた
資料に書かれている数字も公開したいと思います。
仮に60万を1ヶ月で売り上げた場合・・・
本給 192,000円 能率給や手当てを含めて 336,000円
※これは手取り金額ではないので、諸々引かれれば
手取りは26~27万位でしょうか・・・
その他にボーナス分として、42,000円 の合計金額378,000円が
自分の取り分になります。
※当社の場合、ボーナス分は4ヶ月間会社預かりで3.7.11 月
に支払われている
ただし、現在の状況で当社の平均売上げは60万に届きません。
つまり、東京のタクシー運転手の平均売上げでは、
22~23万で生活している人が多いのが現状だと思われます。
だから、毎日毎日 売上げを伸ばしたいと思って運転しています。
このような理由から、長距離客が乗ってくるポイントで・・・
『近いんだけど、ゴメンネ!』と言って乗ってくる客には
腹が立ちます・・・
つまり、運転手の本音は・・・
『近くて誤るんなら長距離客を待っている車じゃなく、走ってきたタクシーに
乗れば良いじゃないか・・・』
近くで客を降ろして元いたポイントに戻ると
他のタクシーに場所を取られているのがほとんどです(笑)
手取りで30万位もらっていれば、近いお客でも気を取り直して
働けるけれども・・・
歩合給で50%程度と考えれば、1時間で660円仕事1回だけの
営業では・・・
時給・・・330円!
だから、1時間近くそのポイントで待ったからには最低でも
2000円は乗って欲しい (それでも時給1000円)
では、別のデータを・・・
平成16年のハイタク(ハイヤー&タクシー)運転者の平均年間賃金は、
3,079,600円で、全産業男子労働者の5,427,000円に対して
マイナス2,347,400円で、過去最高の56.75%の格差です。
同じ運転業務のバス運転者は、4,527,000円、
小型貨物運転者でも3,941,700円
つまり、格差の少ない小型貨物運転者と比べても86万位年収が少ない。
ちなみに、各業種の平均年齢はタクシー54.2歳、バス44.7歳、
大型貨物43.7歳、小型貨物39.8歳、全産業の平均は41.3歳
タクシー業界は、リストラや倒産で再就職先が見つからない年齢層の人達
が仕方なく流れてきて安給料で頑張っている所と考えられます。
苦労を知らない若い人達には、とてもこんな安い給料で
お客さんに毎日ペコペコしてご機嫌伺いながらする仕事など、
我慢など出来る筈はないのです・・・
ただし、自由を求める人には・・・
18歳で免許を取れば21歳からタクシーの仕事が出来ます。
21歳で手取り20万以上なら悪くはないし・・・
そのまま、10年間タクシー従事で無事故無違反で行ければ・・・
31歳で個人タクシーの開業も夢ではない!
※年齢が上がるとタクシー従事10年で、個人タクシー申請前5年間
無事故無違反に資格が変わります。
お金は稼げないかも知れないが、自由を手に入れるには・・・
オイラも更なる自由を目指し、個人タクシーへと思っています。
実際の業務以外の仕事が・・・ [仕事]
実際の業務以外の仕事が・・・
で、少々疲れ気味ですが・・・
もう、少しの辛抱です!
何をしているのかといえば・・・
春闘を前にして、毎年恒例の・・・
労働組合定期総会の実行委員を・・・
という事で、準備中・・・
今週末が本番です。