嬉しいような悲しいような・・・ [バイク]
今年も夏がやってきた!!!
と思う、鈴鹿8耐の日になりました。
今日は朝寝坊をしたのでスタートからは観ていません。
南青山のホンダに着いた頃には、すでにホンダワークスのマシンが1台リタイアしていました。
しかも、トップはブッチ切りでヨシムラが独走状態。
結局、最後まで攻めの走りでヨシムラの逃げ切り優勝!
オイラも昔CBR900RRにヨシムラサイクロンのサイレンサーを付けていたし・・・
ヨシムラの優勝は嬉しいのだけれど・・・
大好きなホンダが負けたのは悲しいような・・・
複雑な気分です。
でも、今年のヨシムラは本気で勝ちに行っていたし・・・
ホンダにそういう気迫は感じなかった。
ヨシムラは鈴鹿8耐30回記念大会という大舞台で世界のホンダに自分達の強さを見せたかったん
だと思うのです。
知らない人の為にホンダとヨシムラの関係を簡単に・・・
昔、ヨシムラはホンダのマシンをチューニングしてレースで勝ち続けた。
本田宗一郎はホンダが自社でチューンしたマシンよりヨシムラのマシンが速い事に激怒した。
負けず嫌いのホンダは、打倒ヨシムラを誓った。
その為に、ヨシムラへの部品供給を停止してしまった。
ヨシムラも打倒ホンダという事になりスズキのマシンに乗り換えた。
ホンダもまさか今回ヨシムラに負けるとは思っていなかったのではないだろうか?
鈴鹿8耐はワークスのレーシングチームとプライベートチューナーのガチンコ勝負が出来る場
なのでヨシムラにとっては最良の舞台だった。
ホンダにイロイロトラブルが起きたにしても、あれだけの大差を付けられてしまっては・・・
ここ数年ホンダが連勝していたので、気が抜けてしまったような感じがしていた。
まさに、守りに入ったチームの力より攻める姿勢のチームの勢いが強かったという事だ。
何が何でも勝ちに行くという気迫を取り戻して欲しい。
今回の負けを材料に、また来年がんばって強いホンダの姿を見せて欲しいと思う。
PS. 青山ホンダ本社での8耐観戦もなんとなく去年までのお祭り騒ぎのような雰囲気は無かった。
(レース結果とは関係無く)
簡単に言えば、去年の方が楽しく盛り上がっていた。