SSブログ

ダークサイドについて思う事 [哲学・人生]

オイラは別に スターウォーズ ファンという訳ではないのですが・・・

相方が 大好きなので結構観ています。

 

そして、オイラにとって興味深い部分は ダークサイド (暗黒面)の事なので・・・

今日はオイラなりにどのように解釈しているのかを書きたいと思います。

 

光と影・・・

陰と陽・・・

 

画像:Yin yang.svg

 

そして、この相反する二つの物が対になりひとつの物が出来上がっている。

 

だから、必ず物事には陰と陽が存在する。

通常は同じパワーバランスで均衡を保っている。

 光の強い場所では影も濃くなるように・・・

 

ところが人の心の場合、時としてダークサイドに飲み込まれてしまう事がある。

ダークサイドに飲み込まれてしまうとダースベーダーになってしまう。

 

 

ダークサイドは隠そうとすれば隠そうとする程、強くなって行く・・・

 

例えば、いつもニコニコしている人や・・・

妙に他人を誉めるような態度の人は、喜怒哀楽のパワーバランスを崩している。

 

だが、これは人前での行動であるから・・・

心の中の闇を相手に見せないようにする為に無意識でバランスを取ろうとしている。

 

そして、そういうダークなパワーを心に封印していると・・・

体を蝕んで、病気になる。

 

暗黒面は否定すれば否定する程、心の中で強く意識に浮き上がってくる。

隠そうとすれば隠そうとする程、泥沼化して行く・・・

 

自分の暗黒面を他人に知られないように意識すれば、心を閉ざすしかない。

心を閉ざせば、行き場を失った邪気は心の中で増幅して行く・・・

そして、人はダークサイドに堕ちて行く・・・

 

秘密の多い人は心を閉ざしている。

思った事を表に出さない人は心を閉じている。

 

ダークサイドに飲み込まれない方法は・・・

ダークサイドを認めてしまう事。

 

まずは、自分が心に闇を持っている事を許す事から・・・

心の闇を外の世界へ開放する事から・・・

そこから始めていかないと、心の闇は浄化される事がない。

 

心の中の闇なのだから心の外側に出してしまえば光が当たる。

つまり、言葉にして心の外へ・・・

そして、徐々に癒されて行く・・・

 

他人を許すというのは、その次の段階だ。

 

心の闇に必死でもがいているうちは、そんな余裕なんてないのだから・・・

 

そういう事が自然体で出来れば良いのだが・・・

 

だから、こういう事は自分の心の問題で・・・

最終的には、他人に問題がある訳ではない。 

 

簡単に許す事が出来ない自分の心の弱さにある。

 

禅問答のようだが・・・

 

人を恨んで許せない自分がいるんだ! という事を許す事から始まる。

 

未熟者の自分では、そこからやって行かないと・・・

 

 

 

他人をダークサイドから救う方法は、何でも話が出来る環境を提供する事。

 

例えば、秘密を抱えて生きている人はダークサイドに落ちやすい。

 

秘密さえも話せてしまう仲間がいれば救いはある。

 

ダークな部分なんて誰にでもあるのだから・・・

 

それを話せて、助け合えるのが本当の仲間だと思う。

 

 

他人のダークな部分が見えた瞬間、その人を切り捨ててしまうのは簡単だ。

そして、自分もダークな部分を隠して生きている人程そういう時は簡単に切り捨てる。

 

自分がダークな部分を許せていないから、他人のダークな部分も受け入れる事が出来ない。

 

他人をダークサイドから救う事は、同時に自分を許す事になる。

 

自分をダークサイドから救う事は、同時に他人を許す事になる。

 

 

正直な人間関係は、ダークサイドに落ちるのを予防するのにつながると思う。

 

 

オイラはそういう事の為に自分のブログを活用したいと思っている。


nice!(4)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 4

コメント 10

まえまえ

>こういう事は自分の心の問題で・・・
>最終的には、他人に問題がある訳ではない
よくお解りじゃないですか、悪い面を理解した上で良い面を見てあげる
他人に行動を強制するのではなく、自分の行動を規制する
他人が悪いのではなく、自分が悪い

他人を攻撃してるウチは、自分は所詮そんな人物なんだと考えることが大切ですよ
「我慢」じゃなくて『自戒』、「強要」じゃなくて『寛容』を大切にしたいものです
by まえまえ (2007-06-23 10:15) 

誰の中にも存在する「暗黒面」。それは大した問題ではありませんね、その「処理の仕方」が問題だと思われます。SWファンです(爆)。
by (2007-06-23 10:37) 

BigLove

「Wicked」というミュージカルも、お勧めです!

つい人間は、陰=悪 陽=善 と捉えてしまいがち。
それがいかに大きな害悪か。

StarWarsでは、あまり描かれていなかったこの部分を、しっかりと描いた物語です。パルパティーンが当初、陽を装っていますけれど。
「オズの魔法使い」が、視点を変えるだけで、ああいう物語になっちゃう・・・。
大阪のUSJで30分バージョンを、
東京の劇団四季海劇場で、3時間のフルバージョンを上演中。



さて、まえまえさん。そして、SbTCのみなさん。
ラスカルさんは、
他人に行動を強制していません。
他人を悪いとも言っていません。
他人を攻撃してもいません。

俺はこう感じてる
俺はこう想う
こんな法則があるよね
俺はこれを大切にしたい
・・・ひたすら、そう書いているだけ。

それを読んで、強制したり、悪いと言ったり、攻撃しているような気がするのだとしたら。
読んだ人自身の本心が、実は、ラスカルさんの視点に同意している。


ラスカルさんが望んでいることは、実にシンプルじゃないですか。
・ 影でこそこそ言われるのは悲しい。面と向かって「あいつのここが気に入らない」って言って欲しい!
・ 黙って縁を切られるのは悲しい。面と向かって「おまえとは絶交だ!」と言って欲しい!
・ SbTCはオープンで本音の思いやりに満ちた集団であって欲しい!
・ そうするか否かは、その人・グループの自由。ただ、そういう生き方は、その人・グループ自身を痛めちゃうよ。
・ そして、第3者にして欲しいことは、なにも無い。


「俺に、なにをして欲しいのか、わからない」んじゃなくって、
「俺は、なにかをしたい。でも、なにをしたらいいのかわからない」なんじゃないかなぁ・・・。

僕がもし、こっそり縁を切った人や、陰口たたいてた人と友達なら。
「ラスカルさんは、こんな記事を書いて悲しんでるよ。読んでみたら?」ってニュートラルに伝えるかな。
そんなことさえも言えない様な関係を、僕は友達とは呼びません。
by BigLove (2007-06-24 03:52) 

BigLove

Wickedフルバージョンを、
僕はつい、
「悪い魔女」をラスカルさんに、
「エメラルドシティの市民たち」をSbTCの皆さんに、
重ね合わせながら観てしまいました。ごめんなさい・・・。

「陰」と「陽」は、明確にある。
「良い」と「悪い」は、基準を置けば、区分けできる。
それとまったく別に、
「誠実」と「邪悪」も、明確にありますよね。

「良い人」が「邪悪」だったり、「陰」が「誠実」だったり。
by BigLove (2007-06-24 04:09) 

BigLove

連続投稿、ごめんなさい。今、ふぅっと答えが繋がったもんですから・・・(^^;

> 誰の中にも存在する「暗黒面」。それは大した問題ではありませんね、その「処理の仕方」が問題だと思われます。
「誠実」に処理するか、「邪悪」に処理するか。
そこが、結果の違いを生むんですねぇ!そうか!!!
by BigLove (2007-06-24 04:25) 

pon

>まえまえさん
オイラは ダークサイド=悪い とは思っていません。
そういう考え方を基にこの記事を読むとまったく違う内容に思えて
しまう事でしょう。
だから、他人が悪いのではなく自分が悪いと いう理論はこの記事に
該当しません。
誰かが良いとか悪いとかでなく・・・
ダークサイドについても話し合えるような人間関係を作らないと
上手く行かない事があるという話です。

そして、我慢と自戒 強要と寛容 の関係についてはこの記事で書いて
いる事そのまま例題になります。
我慢や強要を悪い事と判断するからそれがダークサイドになる。
そういう心を持った自分を周りに隠したいから 自戒したり・・・
寛容な人間の振る舞いをする。
そのストレスが体を壊していく・・・
そういう人って沢山いませんか?

というよりは、体を壊していく人の大半に当てはまると思います。
心が望む事を頭脳で押さえ込んでしまうので、筋肉が硬直しやすく・・・
肩こりや腰痛などが酷くなって行くところから始まると思います。

子供は大人のように何でも善悪の判断をしないので・・・
自分の心を偽った行動をしないからストレスを貯めにくいので元気です。

大人はストレスだらけだから酒の力を借りる人が多いですね!
でも、それだけではストレスの元を改善してはいないです。

だから、酒を飲まないでも何でも話し合う事が出来る人間関係が
重要だと言っているだけですよ。

>berettaさん
そうですね、処理の仕方が重要ですね。
ダークサイドそのものを悪い事と判断してしまうと・・・
排除しようとしますから。
そうなると、心のいちぶが欠けてしまいます。
上のマークみたいに陰と陽の両方があって丸い心があるんですよね。
by pon (2007-06-24 09:53) 

pon

>BigLoveさん
ほら、ぶん殴ってやる・・・みたいな記事を書いてるから
攻撃してると思われるのは仕方がないでしょうね。
by pon (2007-06-24 10:04) 

何を書いてるんだ、空気読め!って怒られそうですが、SWもいいですが、私はスタートレックを推します。
SW=SFアクション
ST=スペースオペラ
と、言われていますが、戦闘じゃなく人間模様に重点を置いています。善悪しかり、テクノロジーしかり。
人生に答えなんて無いと思うので、人は悩んで、怒って、笑って、泣いて、悲しんで、それでも生きている事に喜びを感じるから生きているんでしょうねぇ。
そんな生き甲斐を失ってしまったら「はぁ〜。息をするのもめんどくせぇ〜」ってなるんでしょうなw
by (2007-06-24 17:13) 

じびき

最近「ブレイブストーリー」の原作を読んだのですが、まさにこういう話しでした。自分の中の暗黒面。それを拒絶する自分。しかし最後にはそれも自分の一部であり切り離す事の出来ないものなんだと気づき、それを受け入れる。
映画は子ども向けに脚本が書かれていますが、原作の方はもっとドロドロしていて、せめて中学生になってからで無いと見せられないかなといった感じです。
by じびき (2007-06-24 21:25) 

BigLove

>ほら、ぶん殴ってやる・・・みたいな記事を書いてるから
>攻撃してると思われるのは仕方がないでしょうね。
そうお?

ラスカルさんには、xさんやxさんの評判を、毀損する意図はないじゃん。
こういうことをされた。僕はこういう思いを抱いた・・・と言う事実を、しかも相手の名を伏せて書いただけ。
誤解されても仕方ないかどうかは知らんが、事実として、攻撃してないわな。

読んだ人が「うわぁ、もしそのとおりなら、xさんってひどい人だなぁ」って判断したからこそ
→ラスカルの発言で、xさんの評判が落ちた
→ラスカルは、xさんを攻撃している
って図式が成り立つんじゃん。
・・・ほんとは、読んだ人の内心が、xさんを攻撃してるんだけど。
ダークサイドを隠蔽したがる人は、自分のダークサイドを、こうして他人に転嫁しちゃうんだよね。


失礼なこと、歯がゆいことをしてる友人に、「今度あったら、一発殴らせろ」と言えないような人間関係って、どうなのよ?
そんなふうに「自分を規制」するなんて、問題の種以外のなにものでもないじゃん。
by BigLove (2007-06-26 02:08) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。